月と縄文と紙とわたし
染描紙『縄文随想』より
愛の民、縄文の人たちも、月に祈りを捧げられたでしょうか
本日、七月三日
風の空、雲が移りゆく一日の今宵は満月
月は縄文を知る
その優しい人たちはわたしたちが気づくよう思い出すよう『 しるし 』を遺してくれた
月は今なお照らしてくれる
悠久の時の流れの中、
この、ほんのひと時に、ともに生きていることを照らしてくれる
しるしは目には見えないけれど
大切なことは目に見えないけれど
紙の上にあらわれていて
見つけてくれたと喜んでいる
満月に祈ろう
ありがとうと祈ろう
そうしたら遠いいつか、誰かに届けられることでしょう
そうして届いたら、きっとまた誰かがしあわせを感じることでしょう
『 しるし 』に気づいてしあわせに感じることでしょう
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