瞬きを生きる人、直さん
直さん即興、
紙展のポスター その1
旭川デザインギャラリーは線路の側にあるレンガ造りの大きな建物。昔は野菜か何かを蓄えておく倉庫だったそう。中は打ちっ放しのコンクリート、天井には何本もの太くて長い梁の交錯が美しい。24メートル × 9メートル、高さ8メートル (目測ではありますが…) この広くて気持ち良い空間を直さんはとても好まれて、20年程前から2年に1度、こちらで紙展をされています。
御崎 (岬) の紙々、ノルウェーの紙々、それぞれの日にそれぞれの気は会場に満ちて、大らかにあるいは熱く対流していました。
降り注ぐものがあり、溶けるものがあり、積もるものがありました。
直の紙の瞬きの中にあって私の心は幸せだと言いました。
日々の展示替え、時には一日の間にも…。
「人はいつも同じ音楽を聴いてはいられないんだ」
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