うさぎとかめとわたし
春です。三月です。
「なんとまぁ。早いこと!」ではございますが、皆さまも、およろこびの中にお過ごしのことと存じます。
幸せの黄色い暦は弥生
『いよいよ生い茂る』です。
今日はこんなお話を…
日本むかし話の『うさぎとかめ』
足が速いからのんびりお昼寝を挟み過ぎたウサギさんと、歩みがゆっくりだけれど地道に歩を進めるカメさん。
今年わたし話の方…
よーいドンしてすぐに、まずはちょっとリラックス。そしてテトテト歩き出す。お天気良くて気持ちがいいから、ちょっと休憩しよう。まだそんなに歩いてないけど。よしテトテト。あ、きれいな景色、こっち行ってみよう。「こんにちは、いいお天気で眠たくなりますね。」とウトウト。そしてまた、テトテト。テトテトテト。
ウサギのようにのんびりを挟むカメ。
こうしていると、今までよりもずっとずっと喜びが増えました。
喜びが増えるとどんなことでもありがたくなりました。
ありがたくなるって幸せな気分なのです。
今までも私はカメであったけれど、それ故に余計な力を込めていました。
のんびりの気持ちに後ろめたさを感じないでいるカメ。
今、その心をとても大事にしています。
数年前より、ロサンゼルスから幾多にわたり座卓・円卓製作のご依頼をいただいております。
お仕立て続けている間に流れゆく『おひさまの暦』いち、に、さん月
今年は、色や文様からも元気を発していますね。
直さんの紙の中にいて、のんびりカメさんの大切さを、自由を教えてもらいます。
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