◻︎ ◻︎ ◻︎ の無上のほほえみ


八月一日早朝、エゾゼミ大音量から始まった。
ふたたび、蝉たちが鳴き出した。
ハルエゾゼミたちの声が樹々の深い湿気の中へと静かに消えていった日々から、今朝また、一斉に戻ってきた。


椅子に腰掛けて吸う息と吐く息とを、その声に合わせてみる。
目をつむって、その儚くも美しい大合唱と重なってみる。

無上の歓びの声に聴こえてきます。

その横には、笑みをたたえたような八月の一枚。

喜びもなにも、私の心ひとつ。


素晴らしい夏をお過ごしください。。。




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