Before the start


この夏、建築さんからの仕事依頼。
家を建てられる施主様ご夫妻をお連れいただいた。
温かくおおらかな雰囲気と、輝きの瞳に情熱を持ってご覧いただかれた。
和室の壁に、天井に。
壁と同じ大きさとなる襖、入り口の引き戸となる大きな建具はそれぞれそれ自体が大きなアートとなるように。
3メートル高の玄関ホールには、自然の中に見られる深く落ち着いた色調の存在感ある染描に手漉き紙そのものの凹凸ある素材感が加わる大きな一枚を、紙の縁をそのまま活かしたパネルに。


その仕事を始める前日の夜、紙舗直さんから届いた包み。
直さんの『 詩 』が届けられました。開封は朝を待って。
仕事前の祈りに似た思いで『 フレシマ 』を聴きます。


生きて 遠く
心 フレシマ
赤い 岩肌





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